3歳のこどもたちが作ったケーキ
息子(3歳)の お友だち親子と一緒にケーキを作りました。
スポンジを焼いて、フルーツを切って、生クリームを泡立てて。
まだ3歳なので大人の出番が多かったですが、デコレーションはこどもたちが頑張りました。
小さな手でブルーベリーをぽつんぽつんとのせていく様子が可愛かった。
焼きあがったスポンジには手が伸びてくるし、フルーツは切ったそばからつまみ食いするしで、「まだよ、まだよ!」と途中は声を荒げる場面もありましたが…笑
最後にはかわいいケーキが完成して、とてもいい思い出になりました。
仲良しとのお別れがひかえていて、思い出作りをしておきたい今日この頃なのでした。
レシピは前に作ったケーキと同じです。
「もう一冊、もう一冊」を卒業してしまう前に
この記事のキーワード:子育て、育児書、中川李枝子、3歳、絵本、読み聞かせ
パワフルな3歳児に振りまわされている日々のなか、こんな本を読みました。
『子どもはみんな問題児。』
ぐりとぐらシリーズの作者、中川李枝子さんが保育士として子どもたちと過ごした経験をもとに書かれた育児書です。
シンプルな言葉で短く簡潔に書かれていて、育児のかたわらでもすぐに読めてしまう本です。
絵本について書かれているところが印象的だったので少し紹介します。
「本を読んでもらうときの子どもの表情は、素直で、無邪気で、かわいいに尽きます。」p.103
ほんとうにそう。3歳の息子は前よりずっと気難しくなって、ふくれたりぐずったりしてばかりなのだけれど、絵本を読んでいるときの顔は素直に嬉しそうでかわいい。
「良い本と出会うのは幸せなことです。生まれてどんな本に出会うかで、人間の運、不運というものはかなり左右されるのではないかと思います。」p.114
これもそうだな、と思います。自分のこれまでの人生を振り返ってみても、良い本に出会って視野が広がったり、人への想像力が豊かになった部分が確かにあったし、なにより良い本は良い思い出になっている。
子どもにも読書の喜びを知って、良い本に出会ってほしいと思います。そのスタート地点で親ができることはできだけしておいてあげたい。
「『もう一冊、もう一冊』には、そのうち必ず卒業の日がやってきます。子どもといっしょに物語や絵本を楽しむ、私にとってこれ以上幸せなことはない、至福のときでした。」p.125
実はこの頃、息子が寝る前に「もう一冊」、「もう一回」とそれはもうしつこくせがむので、早く寝かせたいと焦るわたしはイライラしてしまって、「もうおしまいって約束したでしょう。早く寝なさい!」と叱ってしまうこともありました。
でも、中川李枝子さんの言うとおり、これは今だけの、ほんの短い間わたしに与えられた幸せな時間なんだな。
寝るのがちょっとくらい遅くなったっていいじゃない、読んでほしいとせがまれるうちはいくらでも読んであげようじゃないの、という気持ちになりました。
最後に、最近親子で楽しく読んでいる絵本TOP3です。
林明子さんの絵本は、子どもと読むとこんなにおもしろかったのかと再発見させられます。この2冊の他にも、うちには林明子さんの絵本がいっぱい。どれも子どものお気に入りです。
息子がスリルを味わって楽しんでいるのがこの古典ともいえる絵本。トロルのことが怖いけど好き、好きだけど怖いのだそう。わたしも三匹のやぎの声を変えたり、トロルの声を低い声で読んだりと工夫してみています。
虫メガネを持って外に出よう
息子(3歳)のニューアイテム、虫メガネ!
虫メガネを買いました。息子、大喜び。
首にかけて持ち歩ける紐つきタイプで、小さい子どもにも扱いやすいサイズです。
家の中では野菜や果物、お外ではお花や茂みなど、とにかくなんでも観察して楽しんでいます。妹(生後2ヶ月)の足の指なんかを観察していることも。
寝るときもベッドに持ち込むほどのお気に入りアイテムになりました。
お出かけしたくなる
息子はおうち大好きでそこまでお外に積極的なほうではないのですが(一度出てしまえば楽しむ)、「虫メガネを持って行こう」と声をかけると張り切って玄関に走っていくようになりました。
お外に連れ出したいときや、お出かけ前にモタモタして困るときにも活躍してくれると思います。
絵本の絵を拡大
絵本の細かい絵を見るのも楽しくて、大好きな「バムとケロ」シリーズの小さなキャラクターたちを拡大してみています。バムケロは虫メガネとの相性抜群ですね。
科学のこころ
虫メガネを持ってお外を歩いてみると、大人のわたしでさえもいろんなものに興味を持つようになります。植物の造形もおもしろいし、虫の抜け殻などもなかなか神秘的。
「あれも見てみよう」、「これも見てみよう」とウロウロするうちに、気づいたら…
「お散歩が充実している!!」
息子もなんだかいつもよりいきいきしている。小さいながらに科学のこころが芽生えているのを感じます。虫メガネ、なんていいアイテムなんだろう。
この虫メガネは値段も手頃なので、今後は息子のお友達へのプレゼントとしても活用できそうです。
【絵本多読】息子へのなんでもない日のプレゼント、『おたすけこびとのまいごさがし』
この記事のキーワード:絵本、3歳男の子、車の絵本、はたらく車、おたすけこびと
なんでもない日のプレゼント
今日はだれかのお誕生日でも記念日でもない「なんでもない日」ですが、息子に小さなプレゼントを贈りました。
下の子の誕生で生活が変わってしまって、今いちばん戸惑っているのは息子のはず。本人は強がっているけれど、不安やストレスを感じているのが伝わってきます。それなのにまだ小さい息子の気持ちを汲んであげられずに「待って待って、いま赤ちゃんが…」と待たせてばかり。イライラしてきつい言い方をしたり叱ったりすることも増えました。
「さびしい思いをさせてごめんね、毎日ありがとう、あなたがとても大切」の気持ちを込めて、絵本を選んでリビングに置いておきました。
おたすけこびとシリーズ
プレゼントは「おたすけこびと」シリーズの絵本。ずっとほしいと思っていたシリーズでどれも魅力的なのですが、まず一冊目は『おたすけこびとのまいごさがし』に決めました。こびとたちが迷子の子猫ちゃんを助けるお話です。
はたらく車が大好きな息子は、絵本を見て予想以上に喜んでくれました。目をきらきらさせながら絵本を読む姿を見てわたしもほっと一安心。
こびとたちの絵を見て一緒に笑ったり、ミニカーを出してきておたすけこびとごっこをしたりと楽しい時間を持つことができました。
3歳の息子と生まれたばかりの娘。どちらの相手もそれなりに大変で、理想はあるのだけど2人を同時に満足させようとすると腰や腕や頭なんかが痛くなってしまう37歳のわたし。
毎日は疲れと反省でいっぱいだけれど、完璧を目指してイライラしすぎず、ほとほどに力を抜きながら今自分に与えられている幸せな時間を大切に過ごしたいと思います。
ハサミの練習あそび
息子のハサミ使いがだいぶ安定してきて、本人ももっとハサミを使いたそうなので、今日は夜ご飯のあとの時間にハサミの練習をしてみました。
前にも紹介したことのある『お母さんの「敏感期」』という本を久しぶりにひっぱり出してきてハサミの練習方法を確認。
2年越しでやっとこの本を活用できるときがやってきました。手元に置いておいてよかった。
本に紹介されていた図案をお絵かき帳に書いて、それをハサミで切ります。(息子は左利き)
直線バージョン
曲線バージョン
わたしは紙を半分に折ってカニや飛行機の形を切り抜くのに挑戦しました。
子どもになにかをさせたいときは自分も一緒にやってみるようにしています。
ごっこ遊びに付き合うのは苦手ですぐに子どもを白けさせてしまうのですが、一緒に作業する系ならできます。
息子はほんとうは車のおもちゃでごっこ遊びをするのを希望しているのだけど。
いまは下の子が生まれたばかりで息子を外遊びに連れていくのがまだつらいので、なんとかごっこ遊び以外の(わたし都合)おうち遊びでごまかそうと必死です。
ハサミは息子も熱中してくれるので当たりでした。
子どもと工作、モビール作りで達成感を味わう
今日は『スカーリーおじさんのつくってあそぶ本』で飛行機のモビールを作りました。
モビールは色を塗って、切って、穴を開けて、糸でつないで出来あがり!
穴は楊枝で開けて、上の部分は割り箸に吊るしました。
息子(3歳)は「モビールを作った!」と祖父母にも自慢して大喜び。(モビールはこれで初めて知りました)
誇らしそうな姿を見てしみじみと思ったこと。小さなことでもいいから、こういう「できた」、「やりとげた」という体験を積んでいけたら前向きな気持ちの持ち主になるだろうなあ。
この工作の絵本は、どれをとっても「作品を作った」という達成感を味わえるところがとてもいいんだな、とあらためて思いました。
前にこの絵本を紹介したページです。