2歳児との外出自粛生活④ 多読の時間が増えました
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多読とは
多読とは、簡単にいうと「楽しくたくさん読んで、ことばを吸収していく活動」のことです。
英語ならやさしい英語を、中国語ならやさしい中国語を楽しくたくさん読むことで、自然とことばを習得していきます。
わたしはもともとこの多読という方法が好きで、子どもが生まれる前から絵本多読に取り組んできたのですが、子どもが生まれて母親になってからは、子どもを巻き込んで(子どものためという名目で自分のための絵本も大幅に増量して)多読を続けています。
本来の多読は「自分で読む」もので、「絵+文字+あれば音」のインプットになるのですが、小さいこどもの場合は「読んでもらう」スタイルになるので、文字ではなく「絵+音」のインプットによって言語習得が起こります。
この多読という活動を普段から生活に取り入れているのですが、新型コロナで外出自粛になってからおうち時間が余るほどにあるので、多読をする時間がぐんと増えました。
英語多読はおもに「Oxford Reading Tree」のサウンドブックを音声ペンつきで読んでいます。ステージ1から12まであるのですが、この写真の本はステージ5の一部です。
たくさんありすぎてわからなくなってきたのですが、全部で280冊くらいのセットを持っているような気がします。サウンドペンに対応しているものが欲しかったので、韓国のORT KOREAから直接取り寄せました。フルで揃えると350冊くらいあります。
今のところ
ステージ1 48冊
ステージ2 48冊
ステージ3 36冊
ステージ4 36冊
の168冊くらいは子どもと一緒にわりとしっかり読みました。その上のレベルもばらばらに読み進めているので、全部で200冊弱読んだと思います。
家籠りの日々で、つねにリビングにこの本とペンが散乱しているので、2歳11か月になる子どももよく読んでいます。子どもの近くに出しておくのは効果的ですね。
STEP INTO READING
ORTの他には、「Step Into Reading」というシリーズをよく読んでいます。音声がついていないのでわたしが読んであげないといけないところがちょっといまいち…。でもバリエーションが豊富でばらばらに購入できるので、好みのものを探せます。
英語多読の効果
2歳の子どもを見ていると、今の段階では「英語の絵本にまったく抵抗がない」ということが最大の効果だと思います。ステージ5以上のそれなりに難しいものを読んでいても横で一緒に楽しんでいて、日本語の絵本と同じくらいの割合で「これ読もう」と持ってきます。
別にまだ覚えなくてもいいのですが、英単語もそれなりに覚えています。
親の目線では、世界には日本語以外の言語もあって、他の言語を使って生きている人もいるという当たり前のことを小さいころから認識できるところがいいなと思っています。それと、ORTは基本的にはイギリスの暮らしが描かれているのですが、そこに多様な人種の子どもたち、多様な生活スタイルが登場するので、そういう多様さを自然に目にしながら成長できる点もいいかなと思います。
家籠りの生活はもうしばらく続きそうなので、これを機に親子で英語多読をさらに楽しみたいと思います。
ORTについて詳しく知りたい方におすすめの本
写真で紹介した洋書。
Richard Scarry: All the Colours of Busytown: Tabbed Board Book
- 作者:Scarry, Richard
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: ボードブック
Oxford Reading Tree Special Packs ORT Tadoku Pack (all packs from Stage 1+ to Stage 9) 30 packs
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: ペーパーバック