ジョージマムの子育てLIFE

英語多読、絵本多読を楽しんでいる親子の日々の記録です

赤ちゃんの肌トラブルと格闘した5ヵ月

この記事のキーワード:乳児湿疹、脂漏性湿疹、新生児、ステロイド、ワセリン

 

下の子が生まれてから5ヶ月。

赤ちゃんの肌トラブルに悩まされつづけた(つづけている)日々の記録です。

 

新生児期、乳児湿疹

8月に生まれた下の子。まず、生後1週間あたりからおでこやほっぺに赤いぷつぷつが出始め、1ヶ月ごろにはひどいニキビにようなもので顔全体が真っ赤に。

耳の周りはジグジグして黄色い分泌物が出ていました。

クリームをつけたらしみるんじゃないかと心配になるほどのひどい湿疹で、本人は痛かったり痒かったりしないのだろうかとオロオロ。

 

頭皮にはうろこ状の黄色いかさぶた

頭皮にも、おでこの近くを中心にうろこのような黄色いかさぶた状の湿疹ができていました。これは、おそらく「乳児脂漏性湿疹」の症状だったと思います。

 

検索すると、肌に関してはたいてい「肌を清潔に保ち、しっかり保湿することが大切」と書いてあるので、毎日赤ちゃん用のボディーソープで顔と体を洗い、キュレル ローションで保湿していました。

 

1ヶ月検診で処方されたお薬

1ヶ月検診で広尾日赤に行ったときに「亜鉛華単軟膏」という塗り薬を処方してもらいました。炎症をやわらげて、じくじくしているところは浸出液を吸収して乾燥させる効果があるそうです。ひとまずこの塗り薬で乳児湿疹の山は超えました。

 

極度の乾燥肌に

1ヵ月半ごろになると、徐々に顔の湿疹はおさまってやっと赤みも引きましたが、頭皮の黄色いかさぶたはそのままでした。

そして、この頃から顔と手足とお腹(つまりほぼ全身)が、かなりひどい乾燥肌になり、入浴後の保湿だけでは肌がカサカサ、ザラザラになってしまうようになりました。

保湿が足りていない気がしたので、ローションに加えてキュレル クリームを追加で使い始めましたが、それでもカサカサ、ザラザラのままでした。

 

そこで、ネットで検索してメリーズの保湿クリームを試してみました。

キュレルのクリームより硬めの白いクリームで、しっかり保湿されて悪くはなかったですが、乾燥肌があまりにひどかったので、これでもまだ足りないという状況でした。

 

そこで、次にオーストラリアの国民的クリームと言われているルーカスの「Papaw(ポーポー)クリーム」を使いはじめました。パパイヤの成分から作られた天然のクリームで、ワセリンようなベタベタする質感です。無香ではなく、天然かもしれませんが独特の甘い香りがします。

 

 

アトピタの全身ミルキィローションは伸びがよくて塗りやすいので、お風呂後のケアが楽になりました。肌にもよく馴染んでべたつきません。ボディーソープとシャンプーも無香料で泡も柔らかく、とてもいい感じ。

頭皮の症状関しては、このシャンプーにしてからだいぶ落ち着いてきました。

 

小児科を受診

肌の乾燥は、クリームを塗った直後はよくても翌朝にはまたガサガサ赤くなっている状態がずっと続いていたので最後は小児科のお医者さんに診てもらいました。

乾燥だけではなくて、赤くなっているところは炎症も起きているというこで、また塗り薬をもらいました。

● 乾燥しているだけのところには→「白色ワセリン

● 炎症が起きて赤くなっているところには→「ロコイド軟膏(ステロイドとワセリンを混ぜたもの」

を塗ることになりました。

 

ステロイドの効果

ステロイドの効果はすごいもので、あれだけ悩んでいた肌荒れが2日間でおさまりました。

ただし、使用をやめるとすぐに戻ってしまう。

それをしばらく繰り返してきましたが、今は基本ワセリンをたっぷりつけて、赤いところがあればロコイド軟膏入りのワセリンをほんのわずかに使う程度になってきました。

ワセリンは今も小児科で処方してもらっていますが、薬局によって写真左のようなチューブタイプをくれるところと、右のような形状のものをくれるところがあります。

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ワセリンはかたい質感なので、使いやすさは断然チューブタイプです。

チューブタイプは薬局で購入した「ベビーワセリン」とほぼ差がないと思いますが、処方してもらうとありがたいことに子どもの医療費なので無料です。

たっぷり使わないと肌の水分が維持できないので、病院でワセリンを処方してもらえてとても助かっています。

 

わたし自身も子どものときはアトピーで少し苦労したので、娘の肌トラブルが悪化せずいい方向に向かってくれたらいいなと思います。

こどもの乾燥肌に悩むみなさん、ともにがんばりましょう。