英語×日本語×Netflix「ハイブリッド多読」のすすめ
この記事のキーワード:絵本多読、英語多読、多聴、Kindle、Audible、オーディオブック、Netflix
「ハイブリッド多読」
ひとつのお話を複数のメディアで、さらに日本語と英語で、同時に読んだり聴いたりする「ハイブリッド多読」の楽しさに目覚めてしまいました。
具体的には同じ話を、以下のようなメディアで読んだり聴いたりしています。
① 日本語版絵本(紙の絵本を購入)
② 英語の原書絵本(Kindleで購入)
③ 英語の音声(Audibleで購入 または YouTube)
④ アニメ(Netflix)
今読んでいるのは『クマのパディントン』。
とても有名なお話なので、アニメ化もされているし(Netflixで視聴可能)、英語の原書の入手も簡単です。
うちの場合は、まずNetflixでパディントンを日本語で見て、子どもがとても気に入った様子だったので、日本語版の絵本を購入しました。
アニメと絵本では絵のテイストが違うのですが、そこはあまり気にせず、Netflixと絵本をいったりきたりして楽しみました。
そこで、ストーリーや登場人物がしっかり頭に入ったので、英語の原書版にチャレンジ。内容がわかっていると問題なく読めます。あたりまえですが、読めると嬉しいし、楽しいものです。
その状態で英語の音声をかけると、頭の中では絵本やアニメで見た絵・動画が再生され、場面がしっかり立ち上がってくるので、自分でもびっくりするほど英語が聞き取れます。
「へえ、このセリフを英語ではこう言うんだ」と翻訳を楽しむ余裕まで生まれます。ここでもやはり、わかるから嬉しいし、楽しい。
ちなみに、英語音声はアメリカのAmazonにアカウントを作って、アメリカのAudibleで聴いています。そのほうが洋書絵本のオーディオブックのチョイスが増えるからです。
私の趣味に付き合わされている4歳のこどもは、英語多読にはまあまあ慣れているのですが、パディントンの物語を英語で聞き取るのはもちろん無理です。
それでも、「パディントン」と日本語でいうときと「Paddington」と英語いうときのアクセントが違うことに気がついたり、くまの「bear」の発音が日本語の「ベア」というカタカナとはかなり違う音であることを発見したりします。それで十分。
パディントンはシリーズで何冊も絵本が出ているので、このスタイルのハイブリッド読書を続けていけば、私もこどもも楽しみながらかなり英語の音に親しめるに違いないという確信が持てました。
他にも同時進行で別のシリーズも「ハイブリッド多読」中なので、そちらも近いうちに紹介したいと思います。