固形シャンプー生活はじめました
この記事のキーワード:エシカル、サステイナブル、ゼロ・ウェイスト、固形シャンプー、エティーク、ザ・バー、シャンプーバー、脱プラ、プラスチック・フリー
はじめての固形シャンプー
(写真左:コンディショナーバー、右:シャンプーバー、どちらも使用前のサイズ)
生活を変えるチャレンジ、お風呂場編。
プラスチックボトルに入った液体シャンプー・コンディショナーをやめて、紙の箱に入った固形シャンプーに変えてみました。
脱プラ、脱ゴミで環境にいいのはもちろん、お風呂場のスペースが空いて見た目も気持ちもすっきりします。もっと早く変えておけばよかった!
まずはじめに使ってみたのは、100%プラスチック・フリー、クルエルティーフリーを掲げる「Ethique(エティーク)」というニュージーランドブランドのシャンプーバー(固形シャンプー)です。
シャンプーは「Mintasy」(写真右・緑)、コンディショナーは「Untangled」(写真左・黄色)を選びました。
シャンプーのすっきりとしたミントの香りがとても気に入りました。泡立ちも十分で、泡切れや洗いあがりは液体シャンプーよりも格段にさっぱり。
コンディショナーも、ほんとうにこれでコンディショナーしたことになるの?」と疑っていましたが、期待以上に髪がつやつやになります。
ただ、シャンプーのほうは溶けやすく減りがはやくてちょっとコスパが悪そうなので、他のメーカーの固形シャンプーも試してみています。コンディショナーはシャンプーのように溶けてしまうこともなく長持ちしています。
The BAR(ザ・バー)
エティークのシャンプーのほうがあっという間に使い終わってしまったので、今は日本製の「The BAR」という固形シャンプーを試しています。
エティークのようにどんどん溶けてしまうこともなく、泡立ちも泡切れも文句なしです。ただ、香りはエティークのミントのほうが好みでした。
あとは価格。1,650円というのはどうなのでしょう。長く使えるならいいのですが、早く使い終わってしまうなら考え物です。もう少し使ってみて様子を見たいと思います。
(10月14日追記:The BARのシャンプーは溶けにくく長持ちすることがわかったので、今のところはこれをリピート中です。4歳と1歳の子どもたちの髪もこのシャンプーのみ。)
家族の反応は
まず、どちらかというとケミカル派でエコにそこまで関心のなかった夫。
固形シャンプーの提案を最初は「やれやれ、うちだけで何が変わるっていうんだ」という冷ややかなトーンで聞いていました。
ところが、使ってみたらすっかり気に入った様子。あっさり液体シャンプーを手離してくれました。
お風呂場からボトルが消えてすっきりする点もよかったようです。
つぎに4歳の息子。
好奇心旺盛でなんでも試したいタイプなので、新しいものはもちろん大歓迎。ただ、2日後には「いつものシャンプー(泡で出るキッズシャンプー)も捨てちゃだめ」とごねはじめました。
そこで、4歳でもきっとわかるはずなので、「なぜ変えるのか」という説明を噛み砕いてしてみました。プラスチックゴミを減らすこと、動物実験をしないメーカーの商品を買うことの意味を話したところ、4歳なりに納得してくれたようで、「じゃあ洗面所の石鹸は?」と次なる改善ポイントを一緒に考えてくれるようになりました。
こうして家族も巻き込むことに成功して、晴れて我が家の固形シャンプー生活が始まりました。
今回減ったもの
● 液体シャンプーのボトル
● 液体コンディショナーのボトル
● 息子用の泡シャンプーのボトル
● それぞれの詰め替えストック
これだけ減ったので、お風呂場もストック置き場もすっきり。液体の詰め替えは重くかさばっていたので、なくなってとてもハッピーです。
お風呂掃除のときにボトルをどけたり、ボトルの汚れを落としたりする必要もなくなったので、小さなことですが家事も楽になりました。
これをひとつのきっかけとして、もっともっと生活を変えていけるような気がします。
次は食器洗い洗剤を固形にしてみよう!