【絵本多読】ナウシカの絵本に出会った3歳の息子
この記事のキーワード:ジブリ、風の谷のナウシカ、3歳、アニメ絵本、読み聞かせ
ナウシカの絵本に出会った3歳の息子
ナウシカのBlu-rayにつづいて、ナウシカの絵本を買いました。
この前にトトロとナウシカのBlu-rayを買った話を書いたのですが、あの後も毎日ナウシカの歌をうたい、メーヴェやガンシップを折り紙で作り、ナウシカの世界に没頭しているので、まずは本の上巻だけを買ってみました。dymom.hatenablog.com
「徳間アニメ絵本」シリーズはこれが一冊目ですが、この大きさ、分厚さ、重量感が
なんともいえず嬉しい。
このシリーズ、「絵本ナビ」では対象年齢が「小学校低中学年から」とされているのですが、親子で読むなら年齢は何歳だってかまわないと思います。
現に、いまどんな絵本よりもこの絵本に熱中している3歳の男の子がうちにいます。
絵本が届いてからずっと、それはそれは真剣な眼差しでこの本に向かっています。
これまでもたくさんの絵本を一緒に読んできたけれど、息子がここまでの真剣さを見せたのは初めて。
こんな長いお話を続けて聞くだけの集中力があることも知らなかったし、物語をしっかり理解しようと質問を重ねてくる姿も今までにないほど真剣です。
いつも「えんえん、わんわん」ぐずったり癇癪を起したりしている息子の姿とはかけ離れていて、何かに没頭しているときは愚図ることさえ忘れてしまうのか、と感心します。
(もしや、これまでの3歳の反抗期は退屈が原因だったのでは…?)
全111ページもある絵本を一度に読み切るには時間も体力もいるのですが、わたしたち親子にとってはそれに値するほどの体験になっている気がします。
3歳の息子はことばもたくさん吸収していくし、「風の谷」や「蟲たちの住む腐海」など自分の住む世界とは違う世界に思いを馳せて、心から楽しんでいます。
絵本の奥付を見ると、初版は1988年に出版されて、わたしが手にしたのは67刷。
時代を越えて読み継がれている絵本の力を感じました。
後日、こどもが続きを読みたがったので、下巻も注文しました。ついこの間まで赤ちゃんだった息子にも、長い物語に入っていくときが来たようです。
息子が熱中できるような本に出会ってくれてよかった。